検証の概要
登録証の信頼性担保のため、登録組織に検証を実施いたします。
検証はすべての登録組織に対してではなく、ランダムサンプリングによって対象組織を決定します。
なお、検証は登録組織の登録証の有効期限内に実施いたします。
*検証対象組織として選定される割合は一定の割合となっています。
検証の対象組織として決定された組織に検証員を派遣し、データ入力シート等の回答情報の確認をします。
検証方法として、検証員が企業にお伺いする場合もありますが、状況に応じて、リモート(オンライン環境)で検証を行う場合もあります。
*「
リモート検証の際の環境について」参照
検証の対象組織として決定された組織に「検証通知書」と「検証フロー」を送付します。
詳しくは、「検証の流れ」をご参照ください。
検証の流れ
検証の主な流れは以下の通りになります。
検証対象の決定
ランダムサンプリングを行い登録組織の中から検証対象となる組織を選定します。
選定された登録組織に事務局より「検証通知書」と「検証フロー」を送付いたします。
検証候補日等のお伺い
検証実施の候補日とオンライン環境に関するお伺いいたします。
検証実施の候補日は、登録証の有効期限をもとにお伺いいたします。
ご回答いただきました日程を基に事務局より検証員を割り当てます。
*候補日は必ず、複数日でご回答ください。
検証方法として、検証員が実際に組織に訪問する場合とリモートで検証を行う場合があります。
検証計画の確認
検証計画書は、検証実施当日の概要(検証日時や、検証員の氏名等)が記載されてます。
検証実施に必要な事項が記載されていますので、必ずご確認をお願いいたします。
ご同意いただきました検証計画書を基に検証を実施させていただきます。
必要に応じた準備
検証計画書の確認終了後、検証をスムーズに実施できるようご準備をお願いいたします。
なお、事前にご提出いただいている証跡をもとに各評価項目について確認していきますので、前回回答内容や関連する情報、証跡のご用意をお願いいたします。
リモートでの実施の場合、オンライン会議ツールの操作方法やオンライン会議が実施できる環境のご準備を必ずお願いいたします。
訪問させていただく場合、検証当日の会議室のご用意を必ずお願いいたします。
検証の実施
検証計画書に記載された情報に従い、検証員が検証を実施いたします。
検証は、主に提出された証跡と評価項目での回答状況を対象に、下記原則に基づき検証を実施いたします。
検証員は各項目での回答内容が正しいものなのか確認し、回答内容が「問題なし」、「修正が必要」を判断いたします。
修正が必要な場合、検証員から説明を受け、合意のもと回答内容の修正を行ってください。
*評価項目に修正箇所が多い場合、登録種類を変更させていただく恐れがあります。
検証結果の通知
検証終了後、検証結果のレビューにかけ最終的な検証結果を判定いたします。
検証の最終的な検証結果は、検証書に記載される内容となります。
検証書は検証終了後、組織担当者様宛にご連絡いたします。
*検証の効力は、その時点で有効とされる登録証の内容に問題がないことを示すものであり、それ以外の内容に関して信頼性を担保するものではありません。
検証の原則
原則 |
説明 |
中立性 |
恣意的データを選別していない
(良いデータだけでなく、都合のよくないデータも取り扱う)
|
網羅性 |
対処範囲のデータが抜け漏れなく取得・蓄積されている |
信頼性 |
算出データを検証する体制が整備・実行されている(第三者からの検証、声明…etc) |
比較可能性 |
前年データと算出したデータが比較できる |
適時性 |
組織内外問わず、適切なタイミングでデータにアクセスできる |
検証可能性 |
データ算出方法が明瞭にされている |
柔軟性(適応性) |
収集・算出したデータを分析し、改善活動が進められている |
*検証終了後、チェックシートを検証員から送付いたします。
*検証当日の結果は暫定的なものであり、最終的な検証結果は検証書に記載される内容となります。
リモート検証の際の環境について
リモート検証の際には以下の環境をご用意ください。
・インターネットへの接続が可能なパソコン
・カメラ機能がついているパソコン
・Zoom、Google Meet、TeamsなどのWeb会議システムを利用可能なパソコン
*タブレット端末やスマートフォンのみの環境はお控えください。
*特にご指定がなければ、Zoom (Zoom Video Communications, Inc.が提供するシステム)を利用して検証を実施いたします。
*インターネット回線速度の目安:5Mbps ~ 20Mbps
*検証当日、周囲の音が入らないよう会議室等のご準備をお願いいたします。